身体を守る最強タンパク質!~ヒートショックプロテインで免疫力アップ!脂肪燃焼!~

こんにちは!

神戸三宮のパーソナルトレーニングジム『ファーストクラストレーナーズ神戸中央店

TOPパーソナルトレーナーの小松俊介です!

 

 

神戸・三宮ではここ数日寒暖差が激しく18℃まで気温が上がったと思ったら5℃まで冷え込んだりと気温が安定しない日々が続いています。

雪国育ち(山形県)の私も冬はスノーボードをしに雪山に3日間こもったりしたこともあり、冬は好きな季節ではありますが、やはり寒いものは寒いです(笑)

 

冬といえば『おでん』や『鍋』と言った温かいお食事を皆様も召し上がったのではないでしょうか?

温かい出汁をのみ体温を上げるのは免疫力を高める為に、もとても大切なことです!

体温を1℃上げることで免疫力は5~6倍上がると言われており、更に脂肪燃焼率向上にも効果的です!

 

ですが、温かい物だけが体温を上げてくれるとは限りません。実は『食材』によって体温を向上させてくれる物もあるんです!

 

食べて体温が上がる食材・・・

 

真っ先に唐辛子などの辛い物が思い付いたのではないでしょうか?

それも正解です。

ですが、パーソナルトレーナーである私が最もお勧めする体温UP食材は

『肉』『卵』『魚』などのたんぱく質です!

これは食べたものを内臓で消化する際に行われる『食事誘発性熱産生』が関与してくるためです。

 

食事誘発性熱産生・・・とは?

1日の人のエネルギー消費量の割合は、基礎代謝量:活動代謝量:食事誘発性熱産生=6:3:1とされています。

基礎代謝量:寝ている間も消費され、呼吸や内臓など生命を維持するために必要なエネルギー

         代謝

活動代謝量:仕事や家事、歩くなどの日常生活の活動とスポーツで消費するエネルギー。

食事誘発性熱産生:食後、食べたものを消化・吸収・運搬するときに消費するエネルギー。

 

食事誘発性熱産生は食材の栄養素や食事の仕方、食事時間によってエネルギー消費量が異なり、この食事誘発性熱産生を高めると、エネルギー消費量が増え、体温や脂肪燃焼効果が上がります。

 

この食事誘発性熱産生はたんぱく質を消化・吸収する際に内臓で活発に行われ、各臓器はこの消化吸収時にエネルギーが使われるため、臓器自体が熱を帯びるようになります。

 

体内から熱を発生するようになり、体温が上昇(38℃以上)になると『ヒートショックプロテイン』が体内で生産されるようになり、この『ヒートショックプロテイン』こそが、免疫力を高める最大の働きとなっています!

また、たんぱく質は皆さんがご存じの通り、筋肉や髪の毛、皮膚等の合成要素ともなっているので、身体づくり、健康の保持増進の為には摂らない手はありません!

 

ただ、『鶏むね肉』などのたんぱく質は熱による凝固作用が高く、加熱しすぎるとパサパサになってしまいます。

私たちパーソナルトレーナーも、身体づくりの為に鶏むね肉を良く食べますが、あのパサパサな鶏むね肉を毎日食べるのはかなりの気合が必要です・・・

 

そこで本日は最後に鶏むね肉がびっくりするほど柔らかく、ぷりぷりになる調理法をご紹介して終わりたいと思います!

 

【ぷりぷり!鶏むね肉のネギ塩ダレ】

●栄養素(一人前)

・たんぱく質:56g

・糖質:0g

・脂質:49g

 

●材料

・鶏むね肉(皮なし):1枚

・長ネギ:1/2本

・ごま油:5g(小さじ1杯)

・あらびき胡椒:適量

 

●作り方

1、水洗いした鶏むね肉をジップロックに入れ空気を抜く(出来るだけ真空状態に)

2、63度に温めたお湯に(1)を入れ60分放置(60分間63度を維持させる)

3、フライパンにごま油、刻んだ長ネギ、あらびき胡椒を入れ痛める

 ※長ネギの触感が欲しい場合はサッとでOK!

4、温めたむね肉を1㎝の厚さに切り、(3)をかけ完成!

 

鶏むね肉は60度で加熱することによって中まで火が通ります!

様々な温度でチャレンジしましたが、63度がしっかり火が通り、且つ柔らかい状態を維持できます!

ガスコンロでは温度調整は難しいです。

IHクッキングヒーターや低温調理器具を用いることで簡単に温度調整が出来るので、是非お試しを!