筋トレしているのに痩せない？意外な落とし穴とは

こんにちは、トレーナーの坂根です。

今回は「筋トレを頑張っているのに、なかなか痩せない」という方に向けて、その原因と改善ポイントについてお話ししたいと思います。

 

パーソナルトレーニングを受けているお客様やジムで定期的に筋トレに励んでいる方の中には「しっかり運動しているはずなのに体重が減らない」「体脂肪率が思ったように下がらない」といったお悩みを抱えている方が少なくありません。

 

こうしたケースでまず疑われがちなのが「運動量が足りないのでは？」という点です。

しかし実際にはそれ以外に大きな要因が隠れていることも。

その代表的なものが、NEAT（非運動性熱産生）と呼ばれる、日常生活で自然と発生するエネルギー消費です。

 

NEATとは何か？

NEATとは「Non-Exercise Activity Thermogenesis」の略で、運動以外の活動によるエネルギー消費を指します。

 

具体的には以下のような日常的な動きが含まれます：

・通勤や移動のための歩行

・家事（掃除・洗濯・料理など）

・仕事中の立ち座りや移動

・買い物や子どもの世話

 

これらは一見些細な行動ですが、積み重なることで1日の総消費カロリーに大きな影響を与えることがあります。

人によっては、ジムでのトレーニングよりもNEATの方が消費エネルギーが多いということも十分あり得ます。

 

 

在宅ワークとNEATの関係

特に近年、在宅ワークが主流となったライフスタイルではNEATの低下が大きな問題となっています。

通勤やオフィス内の移動といった日常の活動が減少し、自宅にいる時間の大半を座って過ごしてしまう傾向に。

 

実際「筋トレは週2〜3回やっているのに、日中はずっとパソコンの前にいる」「1日の歩数が1000歩以下になってしまう」といった状況では脂肪燃焼がうまく進まず、思うように体重が減らないのも当然です。

 

このような場合は、NEATを意識的に増やすことがダイエット成功の鍵になります。

 

例えば：

・1時間に1回は立ち上がって軽くストレッチ

・昼休みに近所を10分歩く

・テレビを見ながらスクワットや足踏みを取り入れる

・家事を少し丁寧に行う（例：掃除機がけをしっかり）

 

 

こうしたちょっとした工夫の積み重ねが、代謝の底上げにつながります。

 

 

筋トレによる食欲増加にも要注意

もう一つ見落とされがちなのが「筋トレによる食欲増加」です。

トレーニング後は達成感や満足感から、「今日は頑張ったからちょっとぐらいいいか」と気が緩みがちです。

その結果、つい摂取カロリーが増えてしまいエネルギー収支がプラスになってしまうこともあります。

 

もちろん、筋肉をつけるには適度な栄養補給が必要ですが「消費カロリーを超えた摂取」になってしまえば体脂肪は減りません。

このバランスをしっかり見極めることがダイエット成功には欠かせません。

 

 

ファーストクラストレーナーズの取り組み

私たちファーストクラストレーナーズでは、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせたアプローチを大切にしています。

単に筋トレの指導を行うだけでなく、

 

・日常活動のアドバイス（NEAT向上策）

・食習慣の見直しと提案

・睡眠やストレス管理への配慮

 

といった、トータルな健康サポートを実施しています。

 

また社内では定期的に研修を行い最新の運動科学や栄養学の知識をトレーナー同士で共有、常にアップデートされた情報と高い指導力で、お客様の目標達成を全力でサポートしています。

「筋トレをしているのに痩せない」と感じている方は、ぜひ一度、私たちと一緒にNEATや日常生活の活動量を見直してみませんか？

 

ほんの少しの工夫と意識の変化が、ダイエット成功への大きな一歩となるかもしれません。

運動・栄養・生活習慣の三本柱で、健康的な身体づくりを一緒に目指しましょう！

 

 

 ★本記事担当★

・坂根 尚樹：大阪北エリアにて活動中

 

★体験レッスン受付中★

・体験レッスンお申込み：https://www.fct-kobe.net/taikenform/

・体験レッスン：3,600円～（トレーナーランクにより異なります）